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エッセイ社会派なブログ??!

2017-01-01から1年間の記事一覧

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 認知科学的な側面から他者性や共感、コミュニケーションの問題を扱うことはできるが、それには扱える事象の範囲という意味で限界があって、その先には、主観的体験の私秘性や間主観性の問題など、認知…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 母にせよ、恋人にせよ、共感というもので結びついたきずなは大切だが、その安全基地も結局、人生の孤独という本質的な問題を救ってはくれない。ほんものの芸術は、そのあたりの機微をリアルに描く。 …

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 いわば、違和感は共感から始まった他者との結びつきにおける「独立宣言」であり、安全基地を与えてくれる他者に対して違和感を感じることができてこそ、初めて自分の道を歩むことができる。子どもにお…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 他者に共感する能力は、私たちの中にどのように生まれてくるのだろうか? このプロセスについて定説はないが、ここでは、一つのあり得るシナリオを述べたい。 子どもにとって、親、特に母親は大切な安…

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 たったひとりでも、自分の感性やものの見方と共鳴できる友人を見つけることは、人生における最大の僥倖の一つである。そのひとりがいることで、私たちは生きる上での大地のような支えを得ることができ…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 現代のグローバル化したマーケットにおいては、自分が共感できる範囲だけでなくて、そのようなものが好まれるという冷静な判断がなければ仕事が広がらない。たとえば、東南アジアでは緑茶は糖分入りの…

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 共感に基づく他者理解は、自分と比較的に似た資質の人の場合にはうまくいくが、その「共感のサークル」を超えて人の理解を支えることができない。一方、他者の内部状態についての理論は、より普遍的に…

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 共感を通した他者理解は、自分の心の中にない気持ちは推定できない。さらに、特定の感情をいだきやすい人は、相手にもそのような感情があるのではないかと思いがちである。そのことで、間違った他者理…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 その意味で、しばしば聞かれる、外国語学習が日本語の理解の邪魔になるかという議論はむしろ逆であろう。夏目漱石が英文学を徹底的にやったあとに日本語表現で大成したように、むしろ外からの目が入る…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 他人と自分との間に生じる「違和感」を通して、私たちは、ああこのひとはこう考える、こう感じるんだと認識するとともに、それとの「差分」を通して、自分を認識することができる。異質な他者を通して…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 キリスト教徒と、仏教徒と、イスラム教徒と、無神論者が共生することは多様性の重要な様相だが、そこでは止まらない。さらには一つの宗教を信じる人たちの中にもさまざまな人たちがいる。容易には他者…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 社会の中に多様な人がいることを許容できる人は、それらの多様さが自分の中にも鏡のように映されていることを感じることができる。さまざまな色、響きに呼応する自分の中の何かがあるからこそ、それら…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 笑いはパターン認識であり、社会批評的な笑いをつくるといっても、いくつかのパターンをあらかじめ頭の中にいれて置かないとできない。そのためにはいくつも笑いのサンプルを見て、そのかたちを叩き込…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 もっとも、今のアメリカのコメディ文化におけるロシアのプーチン大統領への言及のように、自分たちの指導者であるトランプ大統領に対する批評性の一部として他国の政治家が登場する場合は、この限りで…

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 孤独を癒やすのは必ずしも人間とは限らない。時にはひとつの考え、イメージ、システムが孤独を癒やしてくれることもある。何かに熱中して時間を忘れる。そのような向き合いこそが、孤独のいちばんの薬…

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 同じ情報が一斉に配信されるマスメディアと、インターネットのようなロングテールメディアの性質は違う。ネットが成熟するにつれて、オタクのロングテールも充実してきているということを日々感じる。…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 ある特定の傾向を持つ人の分布は、空間的に離れているから、学校など、周囲の環境を見渡しても仕方がない。むしろ、遠くの人でも、「同好の士」を見つけて、その人との間で切磋琢磨するしかない。将棋…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 バックグランドの異なる人たちと接している時には、個性を発揮するのが一時的に難しくなっておとなしくなる時期がある。これは、外国語修得における「サイレント・ピリオド」と同質の「探っている」期…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 世間の誰も興味を持っていないようなことに関心をいだいている人が、同好の人に出会った時のよろこびは大きい。深い絆が結ばれる。そこには秘密結社のような一体感が生まれ、どんなに話しても話したり…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 自分自身を「外」から見ているかのように客観的に見つめる「メタ認知」を高めることは、案外むずかしい。「鏡」というメタファーが使われがちだが、私たちの脳は鏡のように視覚的情報が十分に提供され…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 すぐれたクリエーターは、世間の評判よりもさらに厳しいメタ認知を持って自分と自分の作品を見つめている。だから、売れたり、評価されたりしても、そんなことでは油断しない。批評家に褒められても喜…

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 いずれにせよ、自分がこうなりたい、こうありたいということをイメージして、それを現在の自分と比較し、何が違うのか、何が足りないのかを意識化して、それを少しでも縮めるように努力すれば、人は成…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 自分に欠点があったり、足りないところがあるという認識を、劣等感やその裏返しの自信過剰に結びつけるのではなく、学習のための重要な情報としてとらえること。これは、特に初等教育において子どもた…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 学習において誤差信号は大切だから、それは日常的にフィードバックするようにしなければならない。テストの時だけが特別だと思うからいけないのである。ふだんから自分でテスト、採点し、フィードバッ…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 画家が絵を描き続けても、常に新しいモティーフ、技法、構成に挑戦していれば、それは単なる繰り返しにはならない。むしろ、いつも斬新さの断面に向き合っていることになる。またそうでなければ、グリ…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 一つひとつの行為と、その行為が生み出す結果との相関は、トリビアルなものではない。むしろ、振り返りを通して、常に自分の行為を有機的に結びつけて最終的なゴールへと反映させていくことが、グリッ…

ナイターメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 グリットは大切だが、その結果として到達することを目指すゴールがわかりやすいもの(敢えて言えば陳腐なもの)になってしまうと、それは人生そのものとは違うし、そのようなグリットは、いわゆるno-b…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 私は、過去に、大学のことや、中学、高校の受験のことについていろいろ書いてきたけれども、現実に、受験でがんばっている人たちに対しては、もちろん、応援する気持ち以外にはない。ただ、次のような…

夜中メッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 他人の心と自分の心を鏡に写像し合って、自分の心の動きを他人の心の動きの一つのモデルとすることもできる。しかし、この場合も難しいのは、自分自身の心の動きの中にも、自分の意識には容易にアクセ…

いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 ダックワースのグリットは、本質的課題に継続的に取り組むことの大切さに着眼した心理指標であるが、人生におけるさまざまな経験をすることが悪いわけではなく、それらの経験を本質的課題に戻してあげ…