裏最北ブログダダダダーン!!!!

エッセイ社会派なブログ??!

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

朝のブヨブヨ小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからの朝のブヨブヨ小説『 突然、トムが立ち上がった。 ジャックは、戸惑いを感じつつも、トムの後を追って、外に出るしかなかった。 最後にかいま見たジェルキンス神父の顔は、冷たい無関心に覆われているようで、そのこ…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 プロ野球の各球団は、以前とくらべて、それぞれのフランチャイズの地元を中心にサポートがなされるようになり、かつての巨人のような、全国区的な人気を持つ球団が総取り、という傾向がなくなってきた…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 私は、結局、いわゆる偏差値エリートには全く興味がなくて(これは東浩紀さんとも繰り返しお話したことですが)、独創的な個人にしか興味がない。養老孟司さんには興味があっても、理三ー>医学部には…

いきなりモスラ小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのモスラ小説『 翌朝、ジャックがエッグトーストを作っていると、トムがキッチンにやってきた。 「コーヒーをつくります」と言うと、器用に粉や紙を見つけて、流れるようにドリップのスイッチを入れた。 まるで、何度…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 今朝は、スパゲティ・ミートソースをちんしてたべた。タバスコソースをかけた。そういえば、恥を忍んで告白するが、ぼくは、イタリアでは、タバスコソースを使わない、ということを、ある時まで知らな…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 モハメド・アリさんが亡くなってから、英語系のメディアの中ではたいへんな量の記事や回顧が行われていて、それだけ大きな存在だったのだな、と改めて思う。 アリさんとアントニオ猪木さんの「世紀の…

朝のスーパーマーモセット小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんのスーパーマーモセット小説『 カフェの木製のロング・テーブルに腰掛けると、ジャックはすぐに仕事に没頭し始めた。今朝、フェリーの上で読んだ、犬の格好をして生活している男のニュースを元に、短いエッセイを書き上げ…

マーモセット小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのマーモセット小説『 「破門された?!」 ジャックは、トムの口から出た言葉をそのまま繰り返した。 「破門」という音に、ある種の禍々しさを感じたのである。 トムは、屈託を感じさせない笑顔を保ったままだ。 「え…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 話は変わるのだが、カレーパンのような存在は、日本の文化の吸収と洗練の凄さを象徴していると思う。カレーにせよ、パンにせよ、外から入ってきたものなのに、いつの間にか、「カレーパン」といういか…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 おそらく全部見る時間はないんだけど、アメリカとイギリスの合作で、小惑星が地球にぶつかる、という設定のコメディ・ドラマがあって、その1話だけ見た。 もともとは、Devil's Advocateに興味を持っ…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 スイカの季節だ。ぼくはスイカが大好きで、できるならば毎日食べたい。あのみずみずしい果汁と、さくさくした食感を考えると、たまらない。今出ているスイカは、熊本のものも多いというので、支援の気…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『1960年代から1970年代にかけての「学生運動」の評価はさまざまだろうが、一つはっきりしていることは、その時代の気分を表している名曲がたくさんあったことだと思う。自由や希望といった未来…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『中学や高校の部活に、休養日をつくる、という「案」が文科省によってつくられている、という報道があった。このようなニュースに接する度に、私の中に、たくさんの????が飛ぶ。なぜ、文科省という…

朝のバスパワー小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんの小説『 ジャックは、自らトムと名乗った男を、観察してみた。 ほんの数秒のことだったが、次のようなことが見て取れた。 トムは、整った顔立ちをしていた。ひげはきれいに剃られていて、白いシャツの喉元が涼し気な印象…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『昨日の東浩紀さんのゲンロンカフェでの時間は、楽しかった。途中から、津田大介さんも参加して、いろいろ話したけれども、なぜ楽しかったのかと振り返ると、(自分にとっての)ほんとうのことが言えた…