ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
バックグランドの異なる人たちと接している時には、個性を発揮するのが一時的に難しくなっておとなしくなる時期がある。これは、外国語修得における「サイレント・ピリオド」と同質の「探っている」期間であろう。そこをくぐり抜けて初めて発揮できる個性がある。
その意味で、同学年の子どもたちと同化圧力の下集団で動いている子も、異なる年齢の大人たちやバックグラウンドの異なる人たちといっしょにすれば、一時期大人しくなるはずで、そのようなサイレント・ピリオドを経て出てくる個性こそがほんものだということになる。』