裏最北ブログダダダダーン!!!!

エッセイ社会派なブログ??!

令和いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンス茂木健一郎さんからのメッセージ『

平成」から「令和」にかわる一連の儀式が続いている。年号もそうだが、昨日は「三種の神器」のうち、剣と勾玉が登場した。あの包の中に何が入っているのか、それはどこに由来するのは、そのような質問はしないことになっている。 日本文化の一つのあり方として、本質的な部分は不可視にするということがある。たとえば、御開帳が限られている秘仏が一歩進んで、「絶対秘仏」になると、一切人の目に触れない。三種の神器はそのような存在で、天皇陛下ですら、それを目にしない。 元号や、三種の神器のような、日本の文化の本質が、現代のニュースとして報じられることで、さまざまな感想を書かれる人がいる。元号について、グローバル化の時代にそぐわないとか、日本だけのことなどと言う人もいるけれども、だからこそ、むしろグローバル化の時代に価値があるのだと思う。 グローバル化は、世界がすべて同じ色に染まることではない。むしろ、人やモノ、情報の行き来が密になることで、かえって、各文化の独自性が興味をもたれ、焦点が当たる。元号三種の神器のような存在は、世界の他のどこにもないからこそ、日本の独自性として価値がある。 もちろん、グローバル化に接続する工夫は必要である。免許証などの公文書は、元号以外にも西暦で表記するのが良いだろう。国境を超えていく現代の情報ネットワークに適応するためにできることはすべてやった方が良い。その上で、元号三種の神器のような存在は大切に守っていけばいい。 伝統を受け継いでいくことは、変化しないことではなくて、むしろ、伝統を受け継いでそれで独自性が担保されていることで、思い切った変化もできる。受け継がれる伝統が置かれる「文脈」が常に変化する。元号三種の神器の周りに、劇的に変化する日本の景色が光の奔流になって見えればよい。』

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ

 

日本の現状は、特にメディアや教育はかなり厳しいと思うけれども、だからこそ、目指すべき方向はしっかりとイメージしていたい。メディアや国に頼らずに、とりあえず自分たちの周囲から始めるという精神を忘れないでいたい。』

朝からメッセージ

 

 

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

 

しばしば問題にされる、官邸との関係についてはNHK報道の方々もいろいろ苦労があると思うし、なにしろ予算を人質にとられているわけだから、政治的なバランスも必要な場合もあるかもしれない。しかし、本当に問題なのは実はそこではないのではないかと昨日の10連休のぬるま湯報道を見ていて思った。』

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朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ

銭湯の中での富士山などの絵の文化はすばらしいものだと思うし、これからもますます発展していってほしいと思う。そのときに、地道だが地味な職人さんたちの世界に焦点を当てるのではなく、「若くて美人の銭湯絵師見習い」に焦点を当てるのは世間の欲望やそれを読む「大人たち」の思惑の貧しさだろう。』

 

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンス茂木健一郎さんからのメッセージ「 便宜的に自分を二分すると良い。何かをさせる自分と、それをさせられる自分。つまり、自分が自分のコーチになり、メンターになる。自分が何をするのかを決定する自分を別に置くことで、認識や行動のメタ認知が成立する。 無茶振りは大切で、今の自分のレベルや能力をとりあえずは無視して、やるべきことをやるべきときに自分にやらせる決断をすることが大切である。自分で自分に課しているわけだから、無理ならばやめればよい。ストレスはない。 自分に何が欠けているのか、今やるべきことはなんなのか。何が必要なのか。そのあたりを冷静に見つめて、いわば自分を客体視して、自分で自分に命令する。一方の自分は、「やってられないよ」「マジですか」と言いつつ、案外チャレンジを楽しんでやる。そのような分離ができると楽しい。 どんなアスリートも、コーチがいないと伸びない。しかしすぐれたコーチはどこにでもいるわけではない。つまりはコーチを自給自足するわけで、自分が自分のコーチになればいい。そういう目で日常を見ると、いっきに人生の明るさが二倍にも三倍にもなる。明るさはコーチの光だ。」

朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ

グレタ・トゥーンベリさんは素晴らしいが、彼女は小さな鏡でもあって、そこに映っているのはスェーデンの社会、そして近隣のヨーロッパの社会なのだ。どういうふるまいがどう受け止められるか扱われるかを子どもたちは注意深く見ている。冷笑する社会は冷笑する子どもたちを生み出す。 地球温暖化はリアルな事態であり、生物多様性の喪失も今ここにある危機である。人間がもたらした大量絶滅期に絶滅しようとしているのは生物だけでなく、若さや熱意もそうである。そして、若さや熱意がすでに絶滅しかかっている社会も、地球上には存在している。』

ナイターメッセージ

 

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ

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グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)さんや、「絶滅への反逆」(extinction rebellion)のような動きは、地球環境がこれ以上破壊されることに対する人類全体の本当的恐怖に基づいていると思う。現代は人類による大量絶滅期で、生物多様性がさらに失われれば、危機的な状況になることは明らかだ。 私は子どもの頃蝶をやっていたから、至るところで、蝶の多様性が急激に失われ、大人たちはそれに対して何の関心も示さないということを体感している。トランプ大統領のような方に、そのような感受性を求めるのは無理だ。だから16歳の少女が立ち上がる。』