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エッセイ社会派なブログ??!

朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

批評性と、質の良いものをつくることは表裏一体で、オーディションはつまりは配役に対する批評性なのだから、それなしにつくっても、結局質の良いものができず、みんなが不幸になるという気がする。日本映画はこのままでいいのだろうか。

 


『カメラを止めるな』の成功に映画好きが喝采したのは、オーディションをちゃんとやるとか、ロッテン・トマト的な過酷な批評性にさらされるとか、そんなことなしに、お手盛りで一部のファンに向けてつくる作品が多い日本映画のよどんだ現状に一陣のさわやかな風を吹かせたからだと思う。』

 

朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

当たり前の話だが、子どもはこれからの未来の世界を生きていくわけで、自分たちにとってスキルや感性や世界観で何が必要なのかを本能的に知っている。すっかり時代遅れとなった文科省の敎育指導要領より、よほど役に立つことがデジタル腐海の中にたくさんある。

 


大人たちに強く推奨したいことは、まわりの子どもたち、若い世代に逆取材して、その本音で好きなものを聞き出すこと。そこには未来がある。大人が教えたり、助けたりできることもたくさんあるけど、流れが一方向すぎる。もっと大人は耳をかたむけた方がいい。未来からのメッセージを受けとったらいい。』

 

 

 

カザフスタンチョカンバルバットカバンバイバイハトン朝ラー朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

きたのである画像付きです

000月になっても未だに自分があの。わからないだからメッセージを送る。『

テレビのゴールデンでポジションを得て、本人やその回りはビッグだと思っている存在も、それがネットでバズるパフォーマンスに達しなければ、デジタル断裂の向こうの若者には届かない。その意味で、きわめてフェアな時代になった。ある意味乱世だが。 時代が既得権益の象徴であるポジションから実質であるパフォーマンスに移っているのは良いことだと思う。とにかく回りの若い世代と本音でしゃべってみることをお勧めする。レガシーメディアの方々は、(もはや母集団が怪しい)「視聴率」などで狂騒している自分たちの日常を反省する機会になるはずだ。』

 

アンダマントゥカンバイハトゥンナイターメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

生物多様性と一言でいうが、実際にそれを認知するのはほんとうに難しく、たとえば東京都内の公園だって、そこにいる生物をすべて認知して観賞するのはとてもむずかしい(ぼくは植物の種の同定が蝶の食草を除いて苦手だ)。つまり、生物多様性と言っても、それを味わうのは鍛錬がいる。

 


多様性と一言でいっても、それを認識し、実践するのはほんとうに素敵な「脳トレ」で、その精神を、バードウォッチングの世界にあるBIG YEARという、一年でできるだけ多くの鳥を認知しようというコンペのレギュレーションが表している。そのことを知るだけで、多様性と向き合うのが楽しくなる。』

 

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

グローバル化や、人工知能などで、日本を取り囲む状況は一変している。幕末から明治維新への変化と同じくらいの大変化が、メディアや、敎育などで起こらなくてはならない。そうでないと、日本は付加価値を生み出し続けられないし、幸せな生活も維持できない。

 


幕末の志士たちが当時の日本の状況を批判的に見たように(たとえば幕府のあり方)、今の日本の現状で足りないところ、だめなところを受け止めることは、日本を愛するゆえであって、今のままでいい、という方がむしろネグレクトのようなものだ。』

 

 

朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

器が欠けたり、割れたりしても、それをていねいに金継ぎして、大切に使う。そこに、日本人の美意識がある。中国陶器などは、完全な幾何学的美を理想としていて、それが失われるとどうしても価値が下がってしまうけれども、日本では、金継ぎをして、むしろ価値を深めて高める習慣ができた。 「五十三次」という銘の茶碗もあるという。「東海道五十三次」をもじったものだが、五十三のかけらを「呼継ぎ」(異なる茶碗のかけらを集めて金継ぎすること)して、一つの茶碗に仕立てた。ここまで来ると、一つの芸術品だ。 なぜ、世界で「金継ぎ」が注目されているのかと言えば、そこにある世界観、人間観、生命観が心を動かすからだろう。不完全でいい。壊れても、修復すればいい。至らなさを受け入れて、そこに美しさを見い出せばいい。そんな「金継ぎ」の精神が、多くの方に深い気付きと感動を与えている。』

 

 

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

 

偉人の人生などからIQを推定する学問があるけれども、これは試験室の中の最大パフォーマンスではなく、その人の典型パフォーマンスを履歴で推定する方法だ。IQの定義が厳密には変わるし、方法論上の困難もあるが、そっちの方が実態に即しているとも言えるだろう。

 


結局、賢さは試験室から開放されて人生の中で定義されるもので、そこには資源配分に関する判断、選択や、リスクテイクの文化、人との出会いなどさまざまな要素が入ってくる。そう考えた方が賢さはたのしいし、耕し方もまったく変わったものになってくるはずだ。