2017-02-12 朝からメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 哺乳類は子どもを育てるが、生物界全体においては、親は子どもに対して責任を持たない。産んだら、後は子どもの自助努力に任せられる。その意味で、宇宙と神の関係は、哺乳類のそれよりも蝶やウミガメのそれに似ているのかもしれない。 現代物理学は、宇宙創成のぎりぎりの最初や、さらにその前まで、時空に関する物理学の法則が適用できるという前提でさまざまな理論をつくる。そのようにして外延していった先に、「神」という境界条件が現れる。』