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ニコ・ロビンインドメタシンブログ!!

エッセイいろいろな内容のブログ

いきなりメッセージ

f:id:barussnn127:20160205130123j:imageニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
他人は自分を映す鏡である。人によって、映り方が違う。まっすぐに映してくれる鏡もあれば、曲がったり、歪んでしまう鏡もある。しかし、いずれにせよ、どの鏡に映ったあなたも、社会的なあなたなのであって、どの反響も無視することはできない。

他人との共感を通して、自分がわかる場合もある。自分が感動するものに、他人も呼応する。ああ、やっぱり通じるんだと思う。自分だけの、個人的な事情だと思っていたものが、人間というものの普遍的な一部だと確認できる。

他人とのすれ違いを通して、自分がわかることもある。自分にとって大切なことが、他人にとってはそうではない。自分が伝えたったことが、伝わらない。傷つくが、やがて、心が平衡を取り戻すその過程で、徐々に、自分の姿が見えてくる。

他人という鏡は、その言葉はもちろん、表情や、行動を通して、少しずつ、あなたにフィードバックを与えてくれている。しかし、それをすべて拾えるとは限らない。むしろ、たいていの場合拾えずにスルーしてしまって、せっかくのシグナルを見落とす。

他人という鏡を十分に活かすためには、「今、ここ」のことをしっかりと感じる、マインドフルネスが大切である。他人とのすれ違いについても、安易な判断をせずに、そのまま受け止める。鏡は、たくさんあった方が、サラウンドで自分がわかってくる。

他人という鏡をどう活かすかということは、一生続く課題であろう。誰も、完全にはできない。しかし、誰も、それなしでは活きられない。他人という鏡を活かすことの難しさと大切さに気づくことが、人生における自立の大きなポイントである。』