面白いのは例外処理で、「私はコーヒーを飲まない」という答えが複数。その場合、家に入ってコーヒーを探すプロトコルを、どこかで中断しなければならないだろう。さらには、「コーヒーほしい時には、近くのスタバに買いに行く」という回答も。ううむ(笑)
汎用人工知能(AGI)が、見知らぬ家でコーヒーを淹れるというタスクを無事実行する(諦める)ためには、冷蔵庫の野菜室に豆が入っているとか、コーヒー飲まないとか、近くのスタバで買ってくるとか(それは淹れるという行為に分類していいか)さまざまな特別、例外処理をしなければならぬ。
もっとも、身体性や常識に依存しない、全く別のアプローチもあるかもしれない。コーヒー豆から出る微量化学成分をトレースして場所を特定するとか、部屋に残る微量成分でその人がコーヒー飲むか推定するとか、ライフログでその人の行動を推定して、百発百中でコーヒーを淹れちゃうとか。