2017-04-09 怒りのナイターメッセージ コラム エッセイ ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 また、あるふるまいのミームは、空間や時間の限定を超えて、思わぬ遠くに共鳴者を見出すことがある。一気にあるコミュニティが変わるというよりは、ぽつ、ぽつとネットワークの中で変化が起こってくる。』
2017-04-07 いきなりメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 空気を読んで、敢えて逆張りで行くことで、その人は強く印象づけられる。もちろん、逆風も吹くし、摩擦も起こるけれども、そのことによって心身も鍛えられる。その逆張りが論理や本質の洞察に支えられていれば、なおのこと良い。 もっとも、いつも逆張りをしていると疲れるから、自分の身を隠したい時は、空気を読んで流れに従って大人しくしていればいい。小津安二郎が「なんでもないことは流行に従う。芸術のことは自分に従う。」と言ったのはそのような意味だ。』
2017-04-06 いきなりメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 「空気を読む」認知能力自体は、自分の行動を文脈に置いたり、自分の作品の価値を考えたりする上で必要不可欠である。その上で、「空気に従わない」行動をとれるひとが、破壊的イノベーションを起こせる。 今まで「空気を読む」、そして「空気に従う」というセットで認知、行動してきたひとも、空気を読んだ上で従わない、というオプションを手にすることで、創造や破壊的イノベーションへの自由を手にすることができる。ちょっとした視点の転換が必要なのだ。』
2017-04-05 イブニングメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 破壊的イノベーションは、本質と合理性の容赦ない追及の結果として起こる。つまり、思考や行動は純粋なのであり、その際に、既存のシステムに対する配慮やしがらみの尊重を一切しない、ということが肝心である。 ものごとの本質を、余計な包み紙や配慮をとりのぞいて考え抜く。その結果が破壊的イノベーションになるのだとすれば、それは一種の「集中」の結果である。』
2017-04-04 いきなりメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 破壊的イノベーションは、今までのしがらみや利害関係を尊重している限り起こすことができない。むしろ、そのようなものを無視する、空気を読まない姿勢がなければスタートラインにも立てない。 破壊的イノベーションによって退場を余儀なくされる旧体制側からすればそれは迷惑かもしれないが、社会全体としては福利が増している。特に現代においては破壊的イノベーションが巡回していかないとその国は没落する。』
2017-04-03 ナイターメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 自分が既存の文脈の中で活動しているか、それとも文脈を外れているかを判定する一つの方法は「不安」である。不安になるくらい新しいことが、ブルーオーシャンのイノベーションの企てとなる。 ブルーオーシャンの感覚を味わうためには、ふだんから、他の人がやっている方向には行かないようにすると良い。たとえば行列のできている店には並ばない。裏通りを通る。人が集まっているとこから離れていく。』
2017-04-03 いきなりメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 レッドオーシャンの方が詰まっているのに対して、ブルーオーシャンは広々としている。青い大海原を一人で泳いでいくことになる。そこには自由があるが、同時に前例がないという不安もある。 自分が既存の文脈の中で活動しているか、それとも文脈を外れているかを判定する一つの方法は「不安」である。不安になるくらい新しいことが、ブルーオーシャンのイノベーションの企てとなる。』