ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
空気を読んで、敢えて逆張りで行くことで、その人は強く印象づけられる。もちろん、逆風も吹くし、摩擦も起こるけれども、そのことによって心身も鍛えられる。その逆張りが論理や本質の洞察に支えられていれば、なおのこと良い。
もっとも、いつも逆張りをしていると疲れるから、自分の身を隠したい時は、空気を読んで流れに従って大人しくしていればいい。小津安二郎が「なんでもないことは流行に従う。芸術のことは自分に従う。」と言ったのはそのような意味だ。』
ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
学校教育の中で、文脈の中で卓越することばかり求められ、それに応えていると、文脈に合わせて脳を働かせる能力ばかり発達して、それを超えるひらめき力が抑制されてしまう。
ひらめきは、どちらかと言えば「遊び」に近い。無目的で、意味もなく、ただ楽しいからやっている。そのような時に、ドットとドットを結ぶ、という結果が生まれやすいのである。』