ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ『
教科書検定が日本の教科書をあんなに薄っぺらにしている。検定官の方々は誠心誠意やっていらっしゃるのだと思うが、何しろ処理能力に限界がある。検定できるページ数ということで逆にあの薄さが決まってしまう。この時代に、あんな薄っぺらい教科書で子どもたちの未来が育めるはずがない。
そもそも、検定という発想が、現代を生きぬく上で不可欠な批判的思考と矛盾している。竹島や尖閣諸島が日本の領土だというのは情報論的に言えば0か1かの1ビットであって、そんなものを書いて子どもたちに覚えさせても何の意味もない。』