ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
「やる気スイッチ」という言葉はキャッチーでなんだかご利益があるように感じられる。確かに、努力へのモチベーションという意味での感動体験や、小さな成功体験は必要だが、日常の努力において求められるのは「やる気スイッチ」よりもむしろ「フラットな習慣」である。
むしろ、世の中の、意識が高くあるべきだ、と信じている(信じ込まされている)人たちの中には、「やる気スイッチ」をぜひ押さなくてはいけないのだ、あるいは押し続けなければいけないのだという思い込みで、かえって不自由になっているケースが多いように感じられる。』