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朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

脳の神経回路網が非線形であり、「次の一歩」で今までとは様相が変わるかもしれないということは、人生の無限のあり方についても大きな影響を与える。

無限には実際の無限(実無限)と、「次がある」という(数学的帰納法におけるNー>N+1)可能無限がある。私たちが人生でつかめるのは可能無限だけで、つまりは「次がある」ということだけが無限なのである。

青春期などには、人生がずっと続くような錯覚があるが、その時の無限は「また明日がある」という可能無限なのである。明日がある限り、私たちは人生に無限があるという錯覚の中に生きることができる。そして、錯覚こそが脳がつくる自由の空気である。

可能無限で、今までの人生のNがN+1になる、ということは、その「+1」で、すべてが変化する可能性があるということを含む。非線形性により、N+1の中に、とてつもない変化が忍び込む可能性があるからである。

三国志談義には、「士別れて三日なれば刮目して相待すべし。」とある。人間は、三日も経てば大きく変わっていることがあるのだから、そのつもりで会えと。自分という存在もそうである。三日経ったら、随分違う自分になっているかもしれない。