2017-02-24 いきなりメッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 創造がうまくいったかどうかを測る一つの指標は、最初にどれくらいのもやもやがあるか、それが作品をつくった後でどれくらい解消されているか、もやもやと解消の間のコントラスト、差異である。 『吾輩は猫である』を書いた頃の夏目漱石はいろいろもやもやしていたようだが、高浜虚子に頼まれて『ホトトギス』に作品を書いたら、いろいろ解消されたらしい。そのような意味では、創造とは、一種の自己治癒のプロセスだということもできる。』