ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ
『
新聞、テレビの上での「メジャー」感が「ポジション」、ないしは「既得権益」だとすると、ネット上では実質や批評性しか効かないから、作品として優れているか、その人物が何らかの批評的存在(アンチも含めて)でない限り、そもそも健在化しない。つまり、メディアで目立つ理由が全く違っている。
ネット上の激烈なミーム市場、その中での淘汰を理解しない限り、新聞記事、テレビ番組の影響力はますます低下していくだろう。新聞に載っているから、あるいはテレビでやっているからというだけの理由で見てくれる人はどんどん減って、何か実質的な理由がないと届かない時代になっているのである。』