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朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20180806072009j:imageニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ

日本の大学入試で未だに重視されている「ペーパーテストの点数」という評価関数の稚拙は識者の多くが指摘しているところである。すべての入試はAO入試になるべきだが、その評価関数の多様性と奥行きは、専門家が長年にわたって蓄積しなければ精緻で洗練されたものにはならない。

 


人が人を評価することは難しい。だからこそ、長年の蓄積を通して、サッカーのすぐれた選手のパフォーマンスから、自然言語は苦手だがプログラミングで卓越した能力を示す人、演劇で独自の才能の輝きがある人など、それこそ100や1000の異なる成長の頂きに至る評価のポートフォリオ構築が必要だ。

 


昨日RTで紹介した水泳で驚異的な記録を上げている10歳のクラーク・ケント君についてのCNNのニュースの中で、a savant of sortsという表現がさり気なく出てくるところに、評価関数の複雑さ、豊かさの蓄積という社会資本の充実を感じる。単純で陳腐な評価関数しかない社会は伸び悩むのは当然だろう。

 


女子や3浪以上の受験生の一律減点は、劇画的に愚かな入試政策だったため目立つが、ペーパーテスト依存の大学入試全体が評価関数において稚拙であるという事実から目をそらしてはならない。新卒一括採用という評価関数の陳腐さも同様。日本の社会全体が、評価関数の大幅な高度化を必要としている。』