ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
日本では、大手芸能事務所のタレントが出たり、制作委員会にテレビ局が入ったりしている映画だと、延々と告知され、コメントもヨイショ、提灯行列のものになってその作品の批評的質がわからないが、もしロットントマトに取り上げられると、そのような作品は「瞬殺」される。
日本の映画界(そしてドラマなども)の問題点は、ロットントマトのような容赦ない厳しい批評の文化がないことだろう。その結果、質がどうなっているかは私個人が判断することではないが、歴史は厳しい審判を下すだろう(すでに下しているようにも思う)。』