2017-01-12 真昼メッセージ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『 ストラヴィンスキーの『春の祭典』は初演時大スキャンダルになって、それくらい「新しい」ものだったわけだが、注意深く聴けば、それまでの古典音楽との連続性がある。ストラヴィンスキー自身の経験がある以上、当然のことである。 太陽の下新しいものはないと言うが、画期的に新しいものを目指しても、結局は身体性や記憶を通して連続性は保証されているのだとしたら、その分安心して新しさを目指してみてはどうだろう。もちろん、それはランダムではない。』