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いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

生きている中で、やらなくてはならないことはたくさんある。それを、いわゆるTo do listにして、手帳に書いてある方がいらっしゃる。たくさん並んでいて、その横にbox があって、終了したら、それをチェックする、というイメージである。

私は、このような外部的なTo Do Listを、推奨していない。むしろ、To Do Listは、頭の中にあるべきだと思っている。実際、私は、外部的なTo Do Listを一切書かない。その理由は、以下に説明する通りである。

手帳など、外にTo Do Listがあると、イメージとしては、自分が機械になって、一つひとつの与えられた項目を、順番に実行していくということになる。そして、すべてのリストが終わったら、タスクが完了するということになる。しかし、このようなシステムは脆弱である。

まず第一に、To Do Listは有機的に変化するものである、ということである。朝起きた時のリストと、昼間のリストは違うかもしれない。メール一本、ニュース一つで状況が変わることもある。その際に、臨機応変に変化するためには、頭の中のリストの方がいい。

次に、脳の中の「準備」体勢が違う。外部のTo Do Listに頼らず、自分の中で、これからやるべきことのイメージがあると、無意識のうちに、その準備をするようになる。関連情報を整理したり、必要なことを調べたりといった態度が、自然に身につくようになる。

さらに、To Do Listの項目は、お互いに独立ではない。Aという項目と、Bという項目に共通していることがある。そのような関連性に気づくと、Dot とDotを結ぶ創造性も発揮しやすい。思わぬ、項目間のシナジーが生まれることもあるのである。』