ニコ・ロビンインドメタシンブログ!!

エッセイいろいろな内容のブログ

朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20160918092305j:image

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

世間の「脳トレ」についての浅薄な期待を逆手にとって、たまには「脳トレ」をしないことが「脳トレ」だと書いたり(だってDMNが働くから)、ワグナーの「ニーベルングの指環」のように、「脳トレ」なんという浅薄な領域を越えたものが芸術である、みたいな技を仕掛けて実は連載書くのが楽しい(笑)

自分が何かをやっているときに、「脳トレ」なんて意識でやっていることは1秒もないに決まっている。世間がなぜそんなものを求めるのか、ぼくは理解したことがないけれども、人間社会というものは常にそういうものなのだろう。

たとえば、小林秀雄が晩年にいろいろと模索して、考えていることを「脳トレ」という言葉で語ることがナンセンスなのと同じように、それぞれ一回だけの人生で、考え、感じることを「脳トレ」なんていうパッケージでくくることの愚かさは、時々誰かが言った方がいいのだと思う。

世間がある思い込みで動いていて、メディアが軽薄にそれに乗っているときに、それにお付き合いしつつ、土俵際でうっちゃることでしか伝わらないことがあると思っているから、私は現場で何かに抵抗しているのだと思う。「脳トレ」なんて、一秒もやらないけどね。』