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朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『  

何か、目標がある時に、それを周囲に公言した方がいいのか、黙っている方がいいのか。人それぞれだし、個人差もあるから一概には言えないが、それぞれのメリット、デメリットがあるように思う。

まず、目標を公言することには、一種の「宣言効果」がある。周囲が、「そうか、あいつはそういうことを目指しているのか」という目で見るようになるから、本人に良い意味でのプレッシャーがかかる。

一方、目標を公言すると、それ自体が報酬になってしまって、なんとなくいい気分になってしまうという問題がある。「オレ、◯◯やるから!」といつも言っていると、それだけでやったような気になって、それ以上の努力をしなくなってしまう。

時々、私のところに、若者が来て、「茂木さん、オレ、ビッグになりますから、見ていてください!」と言うけれども、そういうひとで、実際にビッグになった人は、あまり見ない。きっと、目標を公言することで、半分達成した気分になっているのだろう。

目標達成について、おすすめの「戦略」は、「ステルス」である。誰にもいわず、ひそかに努力し、準備する。その時間は苦しいかもしれないけれども、とにかくがんばる。そうして、いよいよ出来上がった、という時点になって、初めてみんなに見せる。びっくりする。

目標を公言せずに、ひそかに努力を続けるということは、つまり、それが達成した時の周囲のサプライズ、感動を思い浮かべてがんばるということである。この方法では、満足は実際に達成しないと得られないから、その分、本気で努力することになる。

この方法は、ダイエットにも有効だ。たとえば、半年後に誰かに会う予定があるとしたら、今日からやせて、半年後にその人に会った時にびっくりさせるようにする。いつも、「私ダイエットする!」と言い続けているよりも、よほど効果がある。

もちろん、目標を公言するやり方と、ステルスのやり方を、ハイブリッドで混ぜても良い。目標を軽く言いつつ、実際にそれが達成できた時の周囲の驚きを、イメージしながら頑張るのである。目標のあるすべてのみなさん、どうか、がんばってください!』