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朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

お化け屋敷というと、子どもの頃に行った、浅草の「花やしき」のお化け屋敷が本当にこわくて、うわあとか、ぎゃあとか、かなり叫んだ記憶がある。あと、人間は本当にこわいと顔が青ざめるのである。ちなみに「花やしき」のお化け屋敷も、五味さんによってリニューアルされているらしい。

五味弘文さんのお化け屋敷が画期的だったのは、「ミッション型」にしたことで、たとえば「赤ん坊地獄」では、魔界の赤ちゃんをお母さんに返しにいく、というミッションがあるので、どんなに怖くても、先に行くしかないのである。うわあ、なんでそんなことを考えるのだろう(笑)。

五味さんにお話をうかがっていて面白かったのは、五味さんは、麿赤兒さんとコラボしたりもしているのだけれども、お化け屋敷の中の役者さんは、もう十年もやっている、人もいらして、みなさん、夏になると人を怖がらせるのを楽しみにしているというのである。(笑)

「お化け屋敷」の役者さんがベテランになり、次第に「うまくなっていく」というのは斬新な視点で、そう考えると、お化け屋敷はずいぶん人間くさい場所のように思えてくる。結局、人間が人間を怖がらせて、楽しませているのだ。

その意味では、子どもの頃、ある男子校の文化祭のお化け屋敷に行ったときはひどかった。男子高生たちは、明らかに女子を怖がらせるのを楽しみにしていて、ぼくのようなワルガキがいっても、「ちぇっ」みたいな感じで、テキトーかつ乱暴にお化けをやって、あまり怖くなかった(笑)。』