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いきなりメッセージ

f:id:barussnn127:20160530145213j:imageニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『TED communityで最初にお話させていただいたのは、2010年のTEDx Tokyoでした。この時は、科学の祝福、というテーマで、お話しました。2012年のTED本会議でのtalkは、東日本大震災からの復興を訴えかけるものでした。

2012年のTED本会議での私のトークは、釜石の記者さんに使用許可をいただいた津波の映像を用い、釜石の漁師さんにお借りした大漁旗を振りました。トークの性質上、映像では公開されておらず、もはや「幻」のTED talkとなっています。

そして、3回めが、昨年のTEDx Tokyoでの、人工知能についてのトーク、そして、4回めが昨日のTEDxUTokyoでの、「悪夢と夢」についてのトークでした。昨日が初めての試みだったのは、スライドを使わず、その場で即興の発話だったことです。

今まで、4回のTED(x) talkをする中で、自分の英語の発話は、決まった文章をそのまま言うよりも、その場で文章を組み立てて発話する方が向いているらしい、と感じてきました。特に、2012年の震災に関するTED talkは、本会議ということもあり、また、テーマが重く、さらに、映像や大漁旗をお預かりしているという責任感もあって、私としては珍しく、一字一句予め書いたトークをそのまま話しました。結果としてはできたのですが、同時に、脳への大きな負荷も感じました。

どうも、私の脳の特性として、決まったことを言うのではなく、その場で発話する方が得意のようで、昨日は、初めて、スライドも一枚も使わず、だいたいこんなことを言おう、ということだけ決めて、あとはその場で英語を話してみたのです。

やっぱり、というか、会場の流れに吸引されて、自分で言おうとは思っていなかったことを言ったりとか、意外な発見がありましたが、なんとかできたので、これからはこのようなやり方もやってみたいと思います。

お手本、というかイメージにあったのは、Ken Robinsonさんのトークで、あんな感じでできたら、という発想でした。英語での表現力は、これからも課題と感じていますので、ますます精進したいと思います。ありがとうございました。』