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いきなりメッセージ

f:id:barussnn127:20160302122946j:imageニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『就職活動が始まったらしい。というか、各企業が一斉に始める、というところがまったく理解できないし、以前から言っているように、新卒一括採用は、年齢や経歴による就職差別であり、現代の人権基準に照らして「違法」だと私は考えているけど、それはまあ、置いておく。

ふしぎなのは、男の子も、女の子も、あの、「リクルートスーツ」とやらに身を包んでいることで、誰が決めたわけでもないのに、自主的にあのような「制服」を着て就職活動して、それを社会全体がふしぎだと思わないというのは、実にふしぎな光景だと思う。

先日、成人式で女子が着る「晴れ着」や、卒業式で着る「袴」のレンタル代を聞いて驚愕した。特に「晴れ着」はびっくりするほど高かった。それだけのお金があったら、どこかに旅行にいけると思う。

「晴れ着」や「袴」が好きな人がいてもいいけど、それだけの費用がかかるんだったら、別の服装でいこう、と判断する人がもっと出ていいと思うし、そもそも、ああいう、一度しか着れない服じゃなくて、もっと汎用性の高い服にすれば、買ってもいいのに、と思ってしまう。

リクルートスーツにしても、晴れ着にしても、袴にしても、誰が決めたわけでもないのに、ある年齢の若者が、いっせいに同じ格好をする、しかも、それと違う服装をする人の出現確率が低い、というのは、どういうことなのだろうか?

普通に考えれば、「同化圧力」ということになるのだろうが、日本の社会の、どちらかと言えば「暗部」を表しているように私には思えてならない。特にリクルートスーツの方は、新卒一括採用という悪習と一体だから、なおさらである。

このようなことを書くと、リクルートスーツや晴れ着や袴で商売している人がいる、と言う人がかならず出てくるけど、それは商売の「現状」でしかなく、そういう習慣が廃れれば、また別の商売の形態が出てくるというだけの話だと私は思う。』