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朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20160225070811j:imageニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『トランプ候補の「アメリカとメキシコの国境に壁をつくる」とか、「イスラム教徒を入国禁止にする」という過激な発言は、政治の主流派からは、「道化師」扱いされていたわけだけど、共和党の候補者に指名される可能性が高まってきている。

その読み筋とは、こうだ。メキシコ国境の壁とか、イスラム教徒の入国禁止とか、トランプ氏が主張していることは、仮に大統領に当選して、ホワイトハウス入りしたら、実際には実行できないだろうと。もしやるにせよ、妥協したことしかできないだろうと推理しているのではないか。

ワシントンには、優秀な官僚がいる。彼らが、トランプ氏の国境の壁やイスラム教徒入国禁止といった発言にどのように反応するか、容易に推測できる。現実にはできない理由など、100でも200でも並べられるだろう。

トランプ氏が支持されている理由は、その過激な主張がそのまま実現されると期待しているわけではなくて、彼のようなアウトサイダーがワシントンに入っていった時に起こるダイナミズムに期待しているのだろうと私は思う。

結局は、トランプ氏とワシントンの妥協の産物として、何か現状打破の興味深い試みが出てくるのではないかと期待しているのである。もっとも、これはトランプ氏に妥協をする能力と意志があるということが前提となる。

ここで、トランプ氏の不動産王としてのビジネス感覚が出てくるのだろう。不動産ビジネスをやる上では、強面のイメージとは別に、相手との交渉や妥協は必要だったに違いない。そういうトランプ氏だから、ワシントンともうまく妥協するだろう、くらいに思っているのではないか。

結局、トランプ氏は、ワシントン入りすると、トランプbetaにヴァージョンアップせざるを得ない。そこまで読んでアメリカ国民の一部が支持している、と私は推理する。もっとも、ご本人たちが自覚しているかどうかはわからないけれども。

以上、今朝の連続ツイートのまとめをお送りしました。』