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いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『f:id:barussnn127:20160201123409j:image先日、ある人の英語を聞いていて、ものすごく聞き取りにくかった。どこから来た人かというと、ネパールである。それで、試しに、ネパールの言葉で何か言ってくれと頼んだら、話してくれて、だけど、そのリズムが、聞き取りにくい英語と似た感じだった。

それで、ネパールの言葉に興味を持って、文字調べてみたら、見たことがないようなやつで、しかもつながっていて、うわあ、と思った。そうか、あの人たちは、普段、ああいう言葉を喋っていて、それで英語を喋るから、なまるんだなあ、と実感した。

しかも、ネパールは、多民族、多言語国家らしく、あの、よくわからないネパール語ですら、それは主要であって、それ以外に、主要ではない、いろいろな言語があるのである。まさに、うわーっという感じである。

ここで、突然飛ぶのだが、英語、なめるなよ、という思いがあるのである。英語は、グレートブリテン島で喋られていた方言が、たまたまラッキーして、世界の中で話されるようになっただけで、それ以上でもそれ以下でもないと、ここではっきりと言いたい。

シェークスピアがうんぬんと言うなら、近松門左衛門がいるわけだし、別に英語だけが偉いわけじゃないと、特に、ネイティブ・スピーカーとか言って威張っているやつらに、ここではっきりと言っておきたいのである。

もちろん、英語、やらなくちゃいけないけど、それは、あくまでもプラクティカルな意味においてであって、すべての言語は平等だと思う。っていうか、これだけ、すべての肌の色、目の色は平等だ、という思想が普及しているのに、言語の平等をみんながもっと言わないのは、おかしいと思う。

それはさておき、実際上の必要で、どうせ英語やるんだったら、もっとちゃんとやった方がいい。日本の英語教育は惨状である。どうせやるんだったら、もっと使えるようにした方がいい。どうせ大した言語じゃないんだから。とっととやって、すませた方がいい。英語教育関係者は、反省すべきだ。

つまり、何が言いたいかというと、すべての言語は平等で、英語だけが偉いわけじゃなくて、英語のネイティヴ、なめるなよ、しかし、どうせ英語やるんだったら、もっととっととちゃんとやろうぜ、ということが言いたい、2月1日の朝でした。』