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いきなりメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『f:id:barussnn127:20160120124947j:imagef:id:barussnn127:20160120124941p:image男と女の関係や、年齢に対する態度について、「これが正しい」という視点から、批判するというのはよく聞く話だ。たとえば、日本の男性は若い女性が好きだけど、たとえばパリでは、年月を重ねた、成熟した女性が魅力的とされるといった話は一種の定型で、繰り返し聞かされているような気がする
 
確かに、ジェンダーや年齢にとらわれない考え方は魅力的だし、その方向を目指したいとぼく自身も思うが、現に、日本という国で、若い女性を中心としたアイドルグループが受けていて、それで幸せを回しているファンがいる時に、「政治的に正しい」視点から批判することの是非は、そんなに簡単ではない。
 
何よりも、自分たちは進んでいる、正しい、という「上から目線」で、異なる文化を批判するときに、その人たちの中にある「油断」が、問題だと思う。上から目線で油断するとき、人間はいちばん危うくなるのではないだろうか。
 
お断りしておくが、ぼく個人は、若い女性ばかりを集めたアイドルグループにあまり関心がないし、好きな音楽やアーティストは別にある。しかし、そのようなグループを好きで楽しんでいるファンのことを、「政治的に正しい」視点から批判しようとも、あまり思わない。
 
結局、その人ひとりひとりの嗜好性、選択の問題なのかな、と思う。ぼくが好きなものは、たいてい今の日本ではマイナーなものだけど、メジャーなものを好きな人たちは自分で選択してそうなっているんだから、他人がとやかく言うべきことでもないような気がする。