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朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20151203063450j:imageニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
同性愛についての科学的な理解が深まり、同性愛が「異常」でも「非倫理的」でもなく、単に、人間の生物としての「多様性」の「スペクトラム」の中にある一つの個性であることがわかってきた現在、社会の側がそのような生き方を尊重するのは当然のことだろう。
それでも、このところ、政治家などの間に、同性愛に対する古典的な偏見に満ちた発言をする人が見受けられるのは、なぜなのだろう。一般に、時代の最良の見識はすべての人に共有されているわけではないから、そのような人が統計的に出現するのは理解できる。
同性愛に対する偏見発言が目立ってきたのは、それだけ、社会が変化し始めたということの裏返しなのかもしれない。偏見や誤解によって、自分たちの「伝統的な価値観」が脅かされていると感じている人たちが、不安を打ち消すためにそのような発言をしているのだろう。
ところで、同性愛に対して強い偏見を持つ人は、逆に同性愛に対して関心がある可能性もある。自分が異性愛であることは別として、他人が、同性愛という別の生き方を選択することになぜ干渉しようとするのか? 自分の中に、共鳴する何かがあるからではないだろうか。
一般に、自分が嫌いな人は、自分の内側の何かを触発する要素を持っていることが多い。嫌いは、無関心よりも、相手に近い。同性愛に対する偏見を表明してしまった人は、むしろ、そのことを、同性愛に対する理解を深めるきっかけにしてくださればいいなと思う。』