ニコ・ロビンインドメタシンブログ!!

エッセイいろいろな内容のブログ

朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20150910065857j:imageニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ『
以前から、ウエイト・トレーニングで筋肉をつけるというのが直感的にイヤだ。マシンでも、柔らかい筋肉がつくやつがあるとイチロー選手が言っていたが、筋肉の付け方も、いろいろだと思う。
職人さんが、重い樽を持ち上げたり、運んだりといった一連の動作の中でつける筋肉は、うウェイト・トレーニングでつける筋肉とは全く違う、という話を読んだことがある。結局は身体のインテリジェンスの問題で、単純な動作を負荷をかけて繰り返しても、あまり身体は賢くならない。
ダンサーが、複雑で豊かなリズムで踊ってつける筋肉は、理想のひとつじゃないかと思うことがある。そこには、身体の賢さがあるからだ。筋肉ブロイラーじゃあるまいし、ジムで、単純動作を繰り返してつける筋肉は、やはり直感的にぼくはイヤだ。
似たような話は、頭の鍛え方にもあると思う。幼児教育でフラッシュカードをやるのがナンセンスなのは、そんな単純作業ではほんとうの頭の賢さは育めないから。受験勉強にも、ジムで単純運動を繰り返すのと同じような虚しさがある。
結局、筋肉にせよ、頭にせよ、複雑で豊かな文脈で真のインテリジェンスをつけるのが望ましい。太田雄貴さんが、さらりと言ったフェンシングの筋肉の鍛え方に、ぼくはカワセミの緑がさっと横を通り抜けたようなさわやかな気がして、それでワインをもう一杯乾杯した。太田さん、ありがとう。