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朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20150901065119j:imageニコ・ロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『選ばれた人たちに、一つひとつ事案について、自らの理性と良心に従って判断することを委託するという意味であろう。そして、個々のイシューについては、当然、2.7年に一回の選挙というサンプリングでは足らず、その都度、自らの意見を表明することは当然の権利だ。
従って、一つひとつの政策課題について、有権者が、議員に対して、自分たちの意見はこうである、と表明することは当然の権利であるばかりか、そもそも、議会制民主主義はそのようなかたちでの民意の表明とセットとなって成立しているということができる。
民意を表明する時には、さまざまなやり方があるだろう。国会前の安保デモのように、不特定の議員に対して、包括的に自分たちの意見を表明する場合もあるだろうし、議員本人やその事務所に対して、面会、手紙、メールなどの方法で意見を表明する場合もある。
米国などでよく見られるのは、個々の議員に対して、このように投票してくれと働きかけることで、しばしば、この議員の事務所、メールアドレスに意見を表明しましょう、と呼びかける活動を見かける。議会制民主主義は、そのような草の根の意見表明で補完されて、初めて成り立つ。
このように見てくると、個々の政策案件について、選挙で選ばれた議員が投票する結果が民主主義だという議論は粗いことがわかる。むしろ、デモにせよ、議員に対する個別の働きかけにせよ、2.7年に一回という「粗い」サンプリングを超えたきめ細やかな民意の表明があって、初めて民主主義は成り立つ。
もっとも、以上の議論は、議員一人ひとりが賛成反対のさまざまな民意に耳を傾け、政策課題について精査し、自らの理性と良心に基いて判断して投票するという前提があって初めて成り立つのであって、党議拘束の下で数合わせの投票をするのでは成り立たない。日本の場合、ここに不全が見られる。』