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朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20150813093140j:imageニコ・ロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『東京五輪2020、マラソンの北海道開催を
このところ暑くて、走るのがたいへんだ。今朝、走り出したら、曇っていて、そのうち小雨が降り始めたので、しめた、今日は長く走れる、と思って走っていたら、そのうち止んでしまって、じわーっと蒸し暑くなったので、それから少し走ってから、やめてしまった。
それで思い出したのが、東京五輪2020のマラソン競技である。どんなに高温で記録でなく勝負優先のレースになると言っても、この東京の夏にマラソンを走るのは、かなりきついと思う。まったく別の競技になってしまう可能性が高い。
一つの可能性が、アントニオ猪木氏が提唱している、東京五輪2020そのものを秋にずらすことだろう。前回は開会式が10月10日で、長らくこの日は「体育の日」であった。しかし、この案は、テレビ中継で大リーグのワールド・シリーズなどの日程が目白押しの秋に移すのは、難しいとされる。
そこで、私が提案したいのは、東京五輪2020の日程はそのままにして、男女のマラソン競技だけを北海道で開催することである。札幌が冬季五輪への立候補を表明しているし、北海道での五輪のレガシーを強化、強調する意味でも、良い案なのではないかと思う。
東京五輪2020で、マラソン選手たちが東京の街並みを走るところを見たい、という気持ちはわかる。国際観光都市としての東京の魅力をアピールする絶好の機会にもなろう。その一方で、やはり、高温多湿の東京の夏の気候は、たとえ早朝スタートにしたとしても、やはりマラソンには過酷だ。
北海道ならば、気温、湿度ともに、東京よりはだいぶ走りやすい。コースも、たとえば白老にできる国立のアイヌのかたがたに関する博物館を取り入れたりするのも案だし、やはり札幌で、ということならば、大通り公園など、走って楽しい場所はいくらでもある。
選手たちのコンディションを考えて、という理由ならば、IOCも納得してくれると思う。トラック競技などの他の陸上と比較しても、やはり、マラソンだけは、東京のこの8月の気候で開催するのは選手たちに酷である。東京五輪2020、マラソンの北海道開催を提案いたします。』