世界に誇るべき文化都市、東京の中にあって、東京都現代美術館はすばらしい仕事をしている! 石上純也さんの巨大な「建築」というかバルーンが部屋の中に浮かんでいたこともあった。河原温さんのdate paintingも、たしかあるぞ。いい作品たくさんある、イイね、東京都現代美術館!
東京都の関係の方で、東京都現代美術館の仕事している方、アートという、すばらしい人類の文化の価値を担っているということを、誇りに思ってほしい! オリンピックも来る東京。アートにおいても、コンテンポラリーな価値を示し続けている、という誇りを胸に、毎日良い仕事をなさってください!
さて、今開催中の展覧会で、会田誠さんの作品に対して、「改変要請」をしているらしい。「市民からクレームが寄せられたという」とニュースにはある。その、「市民」って何人ですか? 5人、50人、5000人、50000人、500000人、東京都の人口の何%? その「市民」、どんな人?
東京都現代美術館にくる人は、アートが、批評性とともにあるという、すばらしい価値に触れるわけである。もちろん、すべての人がある作品を良いと思うわけではないだろう。しかし、その論争性こそが価値だということは、英国のターナー賞がいつも激論になることを考えても首肯できる。
「小さい子どもにはどうなのか」って、子どもたちの感性を馬鹿にしていませんか? 会田さんが何を書いたとしても、それくらいのこと、スルドイ子どもたちはとっくに感じている。園子温なんか、全裸で登校する小学校1年生だったんだから。とりあえず関係ないけど、面白いから書いとく。