production babiesの名前をクレジットに載せる習慣は、1995年のピクサー制作「Toy Story」から始まったということである。それだけ、子どもたちを、そして大人の中の「子ども」の心を大切にしているということであろう。
もうひとつ、「インサイド・ヘッド」のエンド・クレジットの一番最後に、印象に残るテクストがあった。"Dedicated to our children. Don’t grow up. Ever.”。うーむ、全くそのとおりだなあ、と思った。Don’t grow up. Ever.
子どもが持つ、未知のものに対する好奇心、新しいものと出会った時に見せる、喜びの表情。純粋な気持ち。そのような素晴らしい心を忘れ、捨てることをgrow upと言うならば、Don’t grow up. Ever.と言いたい。すべての子どもに、そして大人たちに。