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朝からメッセージ

f:id:barussnn127:20150530072832j:imageニコ・ロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『
自分を映す鏡は、他人の中にある

自分の姿は、鏡に映してみればわかる。では、自分の個性、性格の特徴を映す鏡はどこにあるのか? それは、他人の中にある。他人という鏡にうつる、自分の姿を通して、初めて、私たちは自分の個性を知るのである。

個性とは、欠点と長所が一体となったものである。落ち着きがない人は切り替えが早い。勉強が苦手な人は、他人のちからを引き出すのがうまくなる。文章を読むのが苦手な人は、人の話を精確に聞くようになる。欠点と長所が一体となって個性がつくられるのだから、それをまるごと受け入れなければならぬ。

自分の個性、特に欠点は、気づくのが難しい。だからこそ、他人の、何気ない一言や、ちょっとした反応の中に、自分の個性を映す鏡を見出さなければならない。気配を感じることで、自分が他人にどのように映っているのか、悟ることができるのだ。

他人という鏡は、その人によって、自分の異なる側面を映してくれる。たとえば、共感してくれる人がいると、自分の特性が、その人を通して増幅されて自分に返ってくる。お互いに自分の良い所を共振できる人は、生涯の友となる。

違和感を抱かせる人、すれ違う人も、また、大切な鏡である。この人はこんなことを大事だと思っているのか、自分は違う、と悲しい思いをする時、実はその人の中に、自分の姿が映っているのだ。だから、共感できる人だけでなく、この人は違う、と感じさせる人も、自分を映し出すかけがえのない鏡である。

自分の周りにいる人の数だけ鏡があって、そこに、それだけ異なる角度からの自分の姿が映っている。顔は朝洗面台で鏡を見ればわかるけれども、自分の特性は、人と出会うことで、初めてわかる。たくさんの人という鏡に映った自分の姿を通して、人は、自分に出会うのである。