ニコ・ロビンインドメタシンブログ!!

エッセイいろいろな内容のブログ

朝からメッセージ

ニコ・ロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『こと>>があったんだけど、それについての情報公開は後日として、その前に、靴がこわれた。街を歩いていたら、底に違和感があって、見てみたら、穴が開いていた。ゲゲッと思い、次の立ち回り先付近を調べると、うれしいことに、靴屋さんがある!

それで、現地でその靴屋さんをのぞいたら、シニアな男性が一人カウンターにいた。それで入って言って、開口一番、「あの、靴がこわれたんで、新しいのを買って、古いのは、もうしわけないが、ここに置いていきたいんですけど」と言ったら、「あらら、それは災難でしたね!」とシニア男性。

それから、そのシニア男性は、「サイズ26でしたっけ?」と聞いた。「えっ、なんで、わかるんですか、26.5ですけど」と言うと、「いや、以前いらした時に、たしかサイズが26だったな、と思って」と言う。あれ、前に来たかなあ、と思ったが、何とはなしに納得して、ウォークシューズを頼んだ。

「これ、軽いですか?」と言うと、シニア男性は、「軽いですよ〜 持ってみてください!」と言う。それで、その靴を持つと、確かに軽い。「これにします!」と言うと、「ちょっとまってくださいね〜」と言って、持ってきてくださった。履くとぴったり。「これにします!」と決めて、この間3分。

新しい靴を履いて、街を歩き始めてから、まてよ、と思った。いや、あの店、行ったことない! だから、「26ですか?」と言ったのは、記憶からではない。しかし、考えてみると、プロならば、足を見たら、だいたいサイズがわかるだろう。0.5くらいずれていても、ほぼどのあたりかわかる。

客にしてみれば、いきなり「26ですか?」とサイズを言われて、いやな気持がするはずがない。なにしろ、もうステップが始まっているのだ。それから、「軽いですか?」と聞いた時に、「軽いですよ〜 持ってみてください!」と、自分で経験させるのがうまい。体感して納得である。

あのシニア男性、プロだな、と思った。おそらく、靴を売ってかなりの年月を積み重ねてきたのだろう。いきなりサイズを言うつかみとか、軽い靴を求める客への体感のさせ方とか、セールスのプロフェッショナルとはああいう人を言うんだなあと、しきりに感心しながら、風が強い街の中を歩いていった。
f:id:barussnn127:20150513070945j:image