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朝からメッセージ

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ニコ・ロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ‼️『
英国は、近代史において、権謀術数や、国家の戦略を成功裏に行ってきた。ポピュリズムにおもねる必要がある政治家とは異なり、高級官僚や、情報機関のエリートたちは、複雑な国際情勢を、高度の読みと推論で繰って来たのであり、そのイメージが、マイクロフトに投影されている。

マイクロフト的頭の良さは、つまり、すぐに予想できるような凡庸な読みにとどまらないということである。少なくとも「三手の読み」、自分がこう出たら、相手はこう出る、従って自分はこう出る、できればその後も読んで、最後はこう落ちる、という見通しを持っていなければならない。

もちろん、マイクロフトはフィクションであるが、フィクションは、人々が現実をどう見るかという認識に影響を与える。日本ではどうか。マイクロフトのような意味での頭の良さが、戦略上重要であるという認識が十分にないように思う。対外交渉でも、「三手の読み」すらしていない印象がある。

実際には、中央官庁の官僚たちの間には、マイクロフトのような頭の良さを持つ人がいて、国家の利益を計ってくださっていると思う(信じたい)。しかし、ポピュラー・メディアにおいて、そのような人を理想とし、称賛する文化は、英国に比べるとはるかに少ないと思う。』