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いきなりメッセージ‼️

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ‼️『ときどきマクドナルド、ならいいんじゃいない?

日本にマクドナルドができたのは1971年のことのようである。当時、子どもながらに胸がわくわくした。特に「マックシェイク」は、「こんなにうまいものがあったのか!」と感激したが、味覚は変わるもので、マックシェイクを飲むことはほとんどなくなった。バーガーとポテトは、時々食べる。

先日、カナダのバンクーバーにTEDで行ったときは、レストランに行くのが面倒で、なんと4日くらい、夕飯がビッグマックだった。自分でもどうかと思うが、やはりそれなりにうまい。そんなことを書いていたら、ツイッターで、誰かが、「このご時世に」みたいな反応があって、へえと思った。

マクドナルドに代表される「ファーストフード」が、健康という視点からいろいろ言われていることは認識している。ひたすらマクドナルドを食べ続けるとどうなるかを描いた『スーパーサイズ・ミー』のような映画もあって、なんとはなしに、マクドナルドがバッシングを受けている世相もわかる。

しかし、以前から、私はマクドナルドを「健康じゃない」と批判する雰囲気に違和感を抱いていて、どうしてだろう、と昨日歩きながら考えていて、「あっ、そうか」と気づいたのは、要するに、私は、マクドナルドを、時々しか食べない。たまに食べると、十分に美味しいし、ありがたい。

スーパーサイズ・ミー』のように、マクドナルドばかり食べているのはどうかと思うが、ふだんはいろいろなものを食べていて、時々、「マクドナルドでも食べるか」と思って行くのであれば、十分においしいし、健康的にも問題がないと感じる。モノカルチャーなのは、批判する側の前提かもしれない。

そもそも、日本という国は、ぱっと座ってぱっと食べられるご飯の豊富な国である。牛丼や、おそばや、お寿司だって回っているところを含め早いし、カレーもあるし、ラーメンもあるし、うどんもあるし、別に、マクドナルドばかり食べているわけじゃない。コンビニでおにぎりも買えるし。

最近、タコベルが米国のCMでマクドナルドを「1984」のような、画一的食事の帝国の象徴として描いて話題になっていた。確かに、アメリカだったら、マクドナルドみたいなものばかり食べてしまう、みたいな事象が存在するのかもしれないけれども、日本では、それは、まあないと思う。

結論。マクドナルドは、時々食べるんだったら、十分おいしく、健康的にも問題ないと思う。年に何回か、食べたくなる時があって、そういう時はありがたくいただく(年間のマクドナルドへの来店回数は、平均どれくらいなのかしら?)。要するに、その他おおぜいの、多様性の中の一つなのである。』