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いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからメッセージ‼️『
沖縄の雰囲気が、オリオンを迎えにいくから、うまいのだろう

オリオンはうまい。とりわけ、沖縄で飲むとうまい。コザのプレイヤーズ・カフェで、オーナーの神山さんや、「コザの裏側」MCの宮島くん、知名オーディオの知名さんと杯を重ねて、しみじみうまいなあ、と思った。東京で飲んでももちろんうまいけど、沖縄で飲むオリオンには、ぐっとくる。

その土地のものをその土地で味わうとうまい、ということはよく言われることだけれども、なぜなのか、と改めて考えるとふしぎでもある。温度や湿度の関係のあるのだろうし、食べ物との相性、景観、ひと、全体の雰囲気。さらには、「うまい」と思い込むプラシーボの効果もあるかもしれない。

ギネスはうまいと前から思っていたが、アイルランドの首都ダブリンに旅して、昼からもう暗いパブの店内で、ろうそくが灯ったテーブルで注文したギネスは、天国に行くと思うくらいうまかった。生ビールの場合、特に、鮮度や輸送時の変化の問題があるから、製造元の近くで飲むことにメリットがある。

グラスゴーに行ったとき、その近くから船で行ける島にわたった時にも、夏でも暖炉がともっているパブの店内で、地元のひとに囲まれながら飲んだスコッチはうまいと思った。こちらは、グラスの中で完結する成分や鮮度の問題というよりは、むしろ、全体のふんいき、認識とのハーモニーだろう。

結局、「うまい」は孤立してはおらず、ネットワークなのだということ。お腹が空いているときに食べるとうまい。喉がかわいた時にのむとうまい。みんなで食べるとうまい。素材があって、それを、うまいのネットワークが「迎えに」いく。沖縄の雰囲気が、オリオンを迎えにいくから、うまいのだろう。』