裏最北ブログダダダダーン!!!!

エッセイ社会派なブログ??!

小説

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからの朝からメッセージ 『 フェイクニュースは人々の不安や恐怖につけこんで、信じる人、信じたい人はそれを読んで心を動かされ、拡散する。いずれにせよ安っぽい文化的遺伝子(ミーム)で、つくるものも読まされる側も…

朝からメッセージ

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからの朝からメッセージ 『 日本でも、もし仮に事態が深刻になって対策、その裏付けになる法律を迅速に成立させなければならない状況になったら、与党も野党もないはずだから、コロナウイルス対応に限定して挙国一致内閣…

朝のブヨブヨ小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからの朝のブヨブヨ小説『 突然、トムが立ち上がった。 ジャックは、戸惑いを感じつつも、トムの後を追って、外に出るしかなかった。 最後にかいま見たジェルキンス神父の顔は、冷たい無関心に覆われているようで、そのこ…

いきなりモスラ小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのモスラ小説『 翌朝、ジャックがエッグトーストを作っていると、トムがキッチンにやってきた。 「コーヒーをつくります」と言うと、器用に粉や紙を見つけて、流れるようにドリップのスイッチを入れた。 まるで、何度…

朝のスーパーマーモセット小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんのスーパーマーモセット小説『 カフェの木製のロング・テーブルに腰掛けると、ジャックはすぐに仕事に没頭し始めた。今朝、フェリーの上で読んだ、犬の格好をして生活している男のニュースを元に、短いエッセイを書き上げ…

マーモセット小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのマーモセット小説『 「破門された?!」 ジャックは、トムの口から出た言葉をそのまま繰り返した。 「破門」という音に、ある種の禍々しさを感じたのである。 トムは、屈託を感じさせない笑顔を保ったままだ。 「え…

朝のバスパワー小説

ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんの小説『 ジャックは、自らトムと名乗った男を、観察してみた。 ほんの数秒のことだったが、次のようなことが見て取れた。 トムは、整った顔立ちをしていた。ひげはきれいに剃られていて、白いシャツの喉元が涼し気な印象…