2019-09-13 いきなりメッセージ コラム エッセイ エッセイ ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ 『 社会は複雑で、一つの決定がまわりまわって人々の生活にどんな影響を及ぼすかわからないのである。悪意に基づくものは論外だけれども、善意に基づくものですら危ういのである。政治家であるということは、そのような「原罪」とともにあるのであって、そのことに自覚的でないと本当に危うい。』
2019-09-11 朝からメッセージ エッセイ エッセイ コラム ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ 『 人たちはまだいる。ブラジル大統領が外国からのアマゾンの森林を心配する声を植民地主義的と批判するけれども、その彼の態度そのものがアマゾンの森林の中でずっと暮らしてきた人たちから見れば植民地主義的なのではないかと思うけれど、そのことにメタ認知は立ち上がりにくいらしい』
2019-09-10 朝からメッセージ コラム エッセイ エッセイ ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ 『 今回、スケッチも出品されているので、それと比べてなるほどと思ったのだけれども、岸田劉生のあの独特の質感は、描き込みの密度というか、どれくらい筆を緻密に重ねていくかという作業に依存していて、それがある臨界点を超えたときに、岸田劉生的なリアルが生まれてくるのである。』
2019-09-09 朝からメッセージ コラム エッセイ エッセイ ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ 『 日本人は完璧主義者が多く、それが職人技のように良い方向に出ればいいけれども、英語については裏目に出ていて、要するになんでもいいから話せばいいのに、もじもじして話せないことが多いのは、国家的損失だと思う。新幹線の英語アナウンスのようにどんどん使えばいい。』
2019-09-08 朝からメッセージ コラム エッセイ エッセイ ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ 『 ダイアログ・イン・ザ・ダークで視覚障がいの方とさまざまな活動をすると、普段使っている脳の回路には頼ることができず、使っていない回路が活性化して、さらに、思っても見なかった世界の様相が見えてくる。想像力をかき立てられると同時に、違った自分が立ち上がってくる。』
2019-09-07 朝からメッセージ コラム エッセイ エッセイ ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ 『 ベートーベンが耳が聞こえないにも関わらずなぜあのような名曲を書けたのかと考えた時、だからこそ外からの音に左右されず、自分の内なる響きに耳を傾けることができたのだと考えることもできるかと思う。もちろん類稀なる音感、構想力がなくてはできないことだが、ベートーベンにはそれができた。』
2019-09-05 朝からメッセージ コラム エッセイ エッセイ ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ 『 イギリスではBrexitがむちゃくちゃになっていて、日本をふくめ世界各地でなんだかギスギスしているけれども、自分の好きなコメディ映画や、映画のおもしろいシーンを思い出していると、心がうまく泡のように軽くなっていってくれる気がする。』