ニコ・ロビンインドメタシンブログ!!

エッセイいろいろな内容のブログ

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

さらに重要なのは、Aという神経構造ができて始めてBに到れる、という、一連の段階があるということである。Aができて始めてBになる、それからCになるというように、一連の構造がくりこまれて、継続的な発展を遂げるようになる。これは、長期にわたる取り組みがあって初めて可能になる。

AからBに至り、Bを前提にしてCとなり、Cを前提としてDになる・・・・このようにして初めてZに行けるわけであって、Aから途中を飛ばしてZに行く方法はない。だからこそ長期の取り組みが必要であり、一万時間の法則が成立する。』

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

グラッドウェル氏は、ビートルズハンブルク時代に酒場のオーナーの方針により延々と演奏させられたこと、ビル・ゲイツ氏が高校時代に当時としては例外的に長いプログラム経験を持つことができたことを、「一万時間の法則」の傍証として挙げている。

世間では「才能」は何の苦労もなしにできるという意味で捉えられがちだが、それは一種の「自然発生」説で、事実ではない。才能を云々するよりも、長い継続にかける方が、「一万時間の法則」としては正しい。』

 

ナイターメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

「ここにあった!」と立ち止まらせる力のある作品は、容易には正体を明かしてはくれない。必ず、深い秘密が隠されている。だから、「ここにあった!」という作品があったら、長く、繰り返し接し、その秘密を自分の中に吸い取れば良い。多くの場合、無意識のうちに。

世の中のほとんどはダメな作品だから、そのようなものを前にしたら、ただ黙って歩み去れば良い。ロットントマトのようにシステマティックに評論する場合を除いて、批評性は良い作品を求めて歩きつづける旅だと考えていれば、まず間違いない。』

 

ナイターメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

日本では、大手芸能事務所のタレントが出たり、制作委員会にテレビ局が入ったりしている映画だと、延々と告知され、コメントもヨイショ、提灯行列のものになってその作品の批評的質がわからないが、もしロットントマトに取り上げられると、そのような作品は「瞬殺」される。

日本の映画界(そしてドラマなども)の問題点は、ロットントマトのような容赦ない厳しい批評の文化がないことだろう。その結果、質がどうなっているかは私個人が判断することではないが、歴史は厳しい審判を下すだろう(すでに下しているようにも思う)。』

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

世の中にはそんなに良い作品がないのは当たり前で、自分の作品だってもちろんそうである。他人の評価よりも自分の評価の方がきびしい人だけが、グローバルミニマムを探ることができる。

もちろん、批評性だけがあればよいわけではなく、自分の身体を張って、「今、ここ」の作業に没入する時間がなければならない。そうでないと無責任な批判になる。身体性をともなったフローの自己没入と、突き放した批評性が共存しなければ、すぐれた創造はできない。』

 

 

いきなりメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

自分がどれくらい努力をしたかを積算していつも意識しているということは、潜在的に誰かに努力を認めてもらいたいのである。あるいは自分をそれで褒めたいのである。しかし、努力自体には意味がないことが、創造の厳しい真実だ。

創造は、イースターエッグが孵って初めて意味を持つ。努力自体には意味がない。その努力は、意識せずにフローに没入することで、時間の経過を忘れて最高のパフォーマンスを実現できる。努力を意識せずにフローに入ることの意味がここにある。』

 

朝からメッセージ

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ニコロビンプレゼンツ茂木健一郎さんからのメッセージ『

創造性において「イースターエッグ」を仕込むためには、がまんする時間が必要である。「遅延満足」(delayed gratification)のパターンを自分の中に育てなければならないのだ。

「遅延満足」が子どもの中でどのように発達するかを実験したのが有名なマシュマロ・テストである。スタンフォード大学の研究者で行われたこの実験は、子どもが大好きなマシュマロをがまんできるかを見た。このがまんと、その後の人生の成功の間に相関があった。

創造する者は、このようなマシュマロ・テストを自らに課さなければならない。長い間、誰にも見られず、褒められず黙々と努力して、結果としての満足は、ずっと後に(与えられるとしたら)得られるという時系列を自分のものにしなければならない。

もっとも、創造が成功するかどうかはわからないし、世間の反応もあらかじめ読めない。だから、「遅延満足」は、決して保証されているわけではない。それでも努力を続けられる人ではないと、創造することはできない。

ちょっとした慰めはある。「遅延満足」のスキームのもとで、褒められも認知もされずに作業を続けている間でも、チクセントミハイの「フロー」のメカニズムを通して、行為自体が報酬になるということはある。フローは、遅延満足を補足するのだ。

「フロー」を通して、行為自体が報酬、よろこびになれば、「遅延満足」はボーナスになって必須ではなくなる。ここまでくれば、その人は創造者としての自転車こぎの技術をみにつけたと評価できるだろう。』